今やいろいろな感染症に対して迅速検査が可能となりました。
しかし、迅速検査をすることで感染症をコントロールできるかは別の話だと思います。

新型コロナに関して、中国が必死になって迅速検査より精度の高いPCR検査をやりまくりましたが、結局のところ感染症コントロールはできませんでした。

2009年の新型インフルエンザ流行の時に、外国から日本に帰ってくる人たちの中に発熱者がいれば、防護服に身を固めた人が飛行機に乗り込んでまでしてインフルエンザ検査をしましたが、新型インフルエンザの流行は防げませんでした。

また、毎年インフルエンザの検査は数多くなされていますが、流行を阻止できていません。

迅速検査で感染症のコントロールをするには限界があるのでしょう。